二等 サンプル問題 No.43|飛行前のリスクアセスメントの目的
空
ソラタ
「リスクアセスメントとは何か?」飛行前に危険を洗い出す作業です。
この問題の要点
「最短ルート」「コスト最小化」「事故後手順」はリスクアセスメントの目的ではない。
問題(運航上のリスク管理)
無人航空機の飛行前に行うリスクアセスメントの目的として正しいものはどれか。
- 飛行ルートを最短にするための分析
- 飛行に伴うリスクを事前に特定・評価し適切な対策を講じること
- 機体コストを最小化するための分析
- 飛行後の事故調査手順を決めること
正解と解説
この問題のテーマについては、教則第4版(下図)でも確認できます。
出所:国土交通省「無人航空機の飛行の安全に関する教則 第4版」(2026年2月)p.65 ハザードとリスクの定義・リスク評価:「ハザード」は事故等につながる可能性のある危険要素(潜在的なものを含む)。「リスク」は安全に影響を与える事象が発生する可能性で、予測される頻度(被害の発生確率)と結果の重大性(被害の大きさ)により計量する。リスク軽減は①事象の発生確率を低減するか②事象発生による被害を軽減するかの両方を検討したうえで必要な対策をとる。
一問一答
問:リスクアセスメントの手順を3段階で説明せよ。
答:①ハザードの特定→②リスクの評価(頻度×重大性)→③対策の実施
二等 サンプル問題 一覧へ戻る
混同しやすい用語
リスクアセスメント(リスク評価):飛行前にハザードを特定してリスクの大きさを評価し対策を決める手順。
リスク軽減措置:リスクアセスメントの結果に基づいてリスクを減らすための具体的な対策。
参考資料
・無人航空機の飛行の安全に関する教則(国土交通省 第4版)
・無人航空機操縦者技能証明に係る学科試験の科目について(国土交通省)
空
この記事を書いた人
ソラタ
30代。二等無人航空機操縦士の技能証明取得を目指して勉強中。学科試験で詰まったポイントを整理してお伝えします。
正解:2(リスクを事前に特定・評価し対策を講じること)
リスクアセスメントは飛行前に危険要因(ハザード)を特定しそのリスクの大きさを評価して許容できるレベルまで低減するための対策を決定するプロセスです。