二等 サンプル問題 No.33|GNSSの測位精度に影響する要因
空
ソラタ
「GNSSの精度が落ちる原因は?」環境要因を正しく把握します。
この問題の要点
「プロペラの色」が無関係。DOP・マルチパス・電離層遅延は測位精度に影響する。
問題(無人航空機のシステム)
GNSS(衛星測位)の測位精度に影響する要因として適切でないものはどれか。
- 受信できる衛星の数と配置(DOP値)
- マルチパス(建物等による電波反射)
- 機体のプロペラの色
- 電離層・対流圏における電波の遅延
正解と解説
この問題のテーマについては、教則第4版(下図)でも確認できます。
出所:国土交通省「無人航空機の飛行の安全に関する教則 第4版」(2026年2月)p.50 GNSSと測位精度:GNSS測位精度に影響する要因として、GNSS衛星の時計の精度・捕捉している衛星数・障害物等によるマルチパス・受信環境のノイズが挙げられる。単独測位(GPS1台)は数十m精度だが、RTKやDGPSを使用すると数cm〜数mの高精度測位が可能。一般に水平方向より高度方向の誤差が大きい。
一問一答
問:DOP値とは何を表すか。
答:受信衛星の配置(幾何学的な分散)を示す指標で値が小さいほど測位精度が高い
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混同しやすい用語
DOP(精度低下率):衛星の配置による測位精度の低下度合いを示す値。値が小さいほど精度が高い。
マルチパス誤差:電波の反射による測位誤差。DOPとは原因が異なるGNSS誤差要因。
参考資料
・無人航空機の飛行の安全に関する教則(国土交通省 第4版)
・無人航空機操縦者技能証明に係る学科試験の科目について(国土交通省)
空
この記事を書いた人
ソラタ
30代。二等無人航空機操縦士の技能証明取得を目指して勉強中。学科試験で詰まったポイントを整理してお伝えします。
正解:3(機体のプロペラの色)
GNSS測位精度は受信衛星数・配置(DOP)・マルチパス・電離層/対流圏遅延・受信機ノイズ等の影響を受けます。プロペラの色はGNSS測位精度と無関係です。